運営するブログでついつい書いてしまう「ブログ論」、これは日記ブログや雑記ブログでみられるものでブログ運営者がブログについて語る記事のことです。
自分のブログの内容について語る人やブログとはこうあるべき論で語る人、ブログの楽しみ方やブログを継続する方法などを語ったりするような内容が「ブログ論」とよばれています。
ブログ論を一つのジャンル・コンテンツとして発信するブロガーが多くいますが、ブログ論を書いてしまう状況のひとつにネタ切れ状態があります。
ブログ運営者ならばブログ論はスラスラと書けてしまうものであり、書くのが楽。キーワード選定を行うことなく感情のまま記事が完成してしまうのもブログ論の特徴です。
しかし収益を目的としたブログにおいて、ブログ論記事は全く必要ありません。
それでもブログ論を書きたければ別のブログを立ち上げてブログ論を好きなだけ書きましょう。
そこに収益性を持たせたいのであれば収益につながる具体的なテクニックやアドバイスが必要となり、その時点でやはりブログ論は必要がないものになります。
ブログ論ばかりのブログ
一度ブログ論を書いてしまうと、その記事作成過程が楽なこともありブログ論を量産してしまうブロガーがいます。
そのようなブログ論ページに出てくるキーワードとは「更新頻度」「毎日更新」「継続」「ブログネタ」「読者」「楽しみながら」といったものばかりに。
実践できるテクニカルな情報がないブログ論ばかりのブログに収益性は見込めません。
似たようなブログ論を何周もしてしまうループトーク
収益目的のブログにおいて、ブログ論を非推奨する理由のひとつとして似たような内容の記事を何個も量産してしまうループトーク現象があります。
状況を変えたり表現を変えたりして違う内容の記事っぽく見えるも似たような主張だらけ、これはループトークと呼ばれるもになりブログを訪れたユーザーに有益性がありません。
さらに再訪してくれるリーピーター(読者)にとっても『またこの話か』となり飽きられてしまう要因にもなります。
カニバリ
似たような内容のブログ論を量産するとブログ論に関わるキーワードの共食い「カニバリ(カニバリゼーション)」が発生する場合があります。
そもそもネタ切れ状態で書いてしまうブログ論は内容が似たものばかり、異なるのはPV数や収益ぐらい。
似たようなブログ論を量産してしまった状態でPVが少ない…と悩んでも先には進めません。
諦めてブログ論の記事を全て削除するか、収益目的ではない他のブログへ記事を移動させましょう。
書くことをテーマにした記事
書くことをテーマにした記事とは、書く時のモチベーションや感情などをメインにした日記のような記事になります。
そこに口調を統一する方法や見出しのH2、H3、H4といった記事の構成などのアドバイスがあれば初心者ブロガーに向けての記事作成に役に立つ記事になる可能性があります。
書くとはいっても実際にはキーボードを叩く行為になり、キーボードを叩く行為が気持ちいい、一日何文字縛りの日記どをテーマにした「書く」をテーマにした記事でのPV数獲得~収益は難しいものがあります。
PV数・収益の報告記事
運営するブログPV数や収益額を、運営するブログで記事として公開するのもブログ論になりがちです。
『〇月のPV数は〇〇PVで収益は〇〇円でした』といった内容からPV数や収益の考察をした記事とは、少ない数字でも大きな数字でも自ブログでやる必要がありません。
仮に自分が行きつけのラーメン屋の店先に「〇月の利益〇〇円、客数〇〇人!」といった立て看板があったらどう感じるでしょうか?
収益を目的としたブログとは小さな会社を運営するようなもの
収益を目的としたブログとは、規模の大きさに大小あれど小さな会社を運営するようなものです。そのブログでPV数の公開ぐらいまでなら許容範囲ですが、PV数公開をメインコンテンツとするようなブログ、PV数公開記事でPV数を稼ぐような状態は避けましょう。
どうしても運営するブログ内でPV数を公開したいのであれば固定ページを一つ作り、更新を続ける、またはプロフィールに一年間の月間PV数平均ぐらいを掲載する程度で十分です。
PV数・収益の画像(スクリーンショット)は捏造できる
運営するブログのPV数や収益を実際の数字よりも多く盛って公開することで初心者から尊敬される、凄いと思わせる方がいます。
なぜ実際の数字よりも大きく盛るのか?の理由は、PV数を大きく盛ることで自分を大きく見せる、凄い人だと思わせる、そこからクローズドな状況下で情報商材やサロンに誘導して収益を得ようとする目的のための手段、アピールなど。
このような手法で収益を上げる方法が「初心者狩り」と呼ばれているものです。
初心者が騙されてしまう理由の一つにPV数や収益の画面をスクリーンショットした画像があり、グーグルが提供するアナリティクスのスクリーンショット画像やASPのレポート画面のスクリーンショット画像など。
このようなPV数や収益のスクリーンショット画面は簡単に捏造することが可能(画像アプリを使わずにブラウザ上で可能)です。
動画なら信用できるか?
かつて捏造した数値のスクリーンショット画像を用いた初心者狩りが流行したことにより(数値捏造の方法は初心者狩りを目的とした情報商材としても売られていた)、その手法を暴いた詳細が出回ったことで動画による数値の公開が出現しまた。
動画の場合は捏造と分かるもの・分からないものがあり、PV数などのリアルタイム画面をキャプチャーした動画は全く信用がならないもの。
リアルタイムの数値をスマホで撮影した動画は多少信用が出来るもの…ですが、これも捏造した数値のリアルタイム動画を作ったものをスマホで撮影するだけで信頼性はありません。
また他人が撮影したリアルタイム動画をコピーし、トリミングしたり編集することで自分の数値のように見せかけるリアルタイムのパクリ動画などがあることからも動画だからといって信用は出来ません。
そもそもシミラーウェブのようなサイトを利用することで外部から他サイトのPV数はある程度の目安でわかるのものです。
以上のことを踏まえると、自分が運営するブログにおて「ブログ論」「PV公開」「収益公開」のページを作ることはやめておいた方がよい、これが答えになります。
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