ブログ運営を行う上で外せないツールのグーグルサーチコンソール(Googl Search Console)、でもサーチコンソールを使って何をすればよいの?どこを見ればよいの?
といった疑問をブログ未経験者・初心者から質問されるケースが多くあります。
そこでグーグルサーチコンソールで最低限覚えておきたい項目を2つ紹介します。
URL検査
グーグルサーチコンソールのURL検査とは、公開されたページのURLがグーグルにどのように認識されているか?の状態を検査するものです。
URL(ユーアールエル)とはUniform Resource Locatorの略語。ホームページ(ウェブサイト・ブログなど)の位置や情報を示すものでアドレスともよばれまています。ブラウザのアドレスバーに表示される部分全体を意味したもの。
例:「https://www.google.com/」「https://www.yahoo.co.jp/」「https://www.amazon.co.jp/」
ここで重要になるのは単純にURLの検査をするだけでなく、新しく公開した記事をグーグルにインデックスさせる為のツールでもあるところ。
ブログ運営サービス会社の機能やワードプレスの機能で、新規公開ページのURLを自動でグーグルに知らせてくれますが、サーチコンソールのURL検査を使うことで新規公開ページのURLを手動でインデックス要求することができます。
インデックスとはURLがグーグルに認識されているかどうかということ、グーグルにインデックスされていなければグーグル検索してもGoogleに表示されることがありません。
新しく公開した記事のURLがグーグルにインデックスされていない状況とは、その記事が読まれる可能性が極端に少ないことを意味しています。
その理由は日本における検索エンジンのシェアはグーグルが75%以上を占めているから。
新しく記事を公開した時や、記事の手直し(リライト)を行った時はサーチコンソールのURL検査を使うことを心がけておきましょう。
インデックスされない問題
2021年の夏ごろからSNSを中心に「インデックスされない」が話題になっています。これをネットではインデックスされない問題と呼び、裏技的な方法やツールを用いたインデックス方法の解説がSEO関連サイトやyoutube動画で注目されました。
当サイトのスタンスはインデックスツールは使わない、あくまでグーグルが基本方針として示しているユーザーファーストといった王道スタイルでグーグルに認められてインデックスされる流れを推奨しています。
- クローラがアクセスできる状態
- コンテンツを取得できる 状態
- インデックス登録する価値や有益性がある情報
2020年までは上記項目の3番が欠けた状態でもグーグルはインデックスを行っているケースが多かったのですが、2021年夏ごろから3番の要素も重要視されるようになったと考えられています。
ネット上に既にある情報と似たような内容の情報のURLをインデックスしても、検索するユーザー側からすれば同じ情報のページがいくつも表示されては使いにくい、すなわちユーザーファーストではありません。
このように考えるとネット上に既にある情報以上の価値や有益性がある情報を加える、つまり記事の質を上げることで3番の項目を満たしてインデックスされる、これがユーザーファーストの観点であり王道のスタイルになります。
表示回数
グーグルサーチコンソールを使う上でもう一つ覚えておきたい必須事項が「表示回数」
表示回数は「検索パフォーマンス」→「検索結果」から見れるでデータのことで、ウェブサイトへのリンクがグーグル検索結果に表示された回数を指すデータになります。
グーグルにインデックスされたページがどれぐらい表示されているか?の数字が分かるものであり、表示回数が多いのにクリックされていない、検索クエリ(キーワード)が多いのにクリックされていないなどの問題点を洗い出すのにも役に立つツールです。
表示回数を知ることでユーザーが自ブログへ訪れる前の状態を分析することができます。
クエリ
クエリとはユーザーがグーグルなどの検索エンジンを使って入力した文字(単語、フレーズ、複合語など)一般的に「キーワード」とよばれるものです。
クエリの項目で見るポイントがクリック数と表示回数のバランス。
表示回数が多いのにクリック数が少ない場合などは記事のタイトルを見直す、ユーザーが見て分かりやすいタイトルや興味を引くタイトルに変更するなどの改善点が浮かび上がります。
検索上位クエリをと下位クエリなどの比較を行うことで自ブログに需要があるキーワードを調べることにも役に立ちます。
ページ
ページはURLがグーグル検索エンジンでどれぐらいクリックされているか、どれぐらい表示されているかを知ることができる重要な項目です。
表示回数が少なくクリック数が少ないページのURLは記事の内容や情報量といった質を上げるリライト作業に役立ちます。
極端に表示回数が少ないURLなどは記事を削除したり、重複する内容の記事と統合することでキーワードの共食い(カニバリゼーション)を防ぐ分析にも使えます。
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