大前提として無名の個人が書いた日記ブログは読まれません。
それでも読まれる日記ブログとは、何らかのキーワードをグーグル検索したユーザーが知りたい内容が書いてある日記(体験談など)や、ブログ運営サービス(はてなブログ、アメブロ、ライブドアブログなど)のフォロー機能・読者機能から読まれる場合、
またはブログ運営者が美人・イケメンで顔出ししている場合などです。
日記ブログで月3万円の収益を目指す場合は日々の出来事を淡々と報告するのではなく、一つのテーマ・ジャンルに絞った特化型にした「日記風」に仕上げましょう。
自分しか分からない内容の日記ブログ
日記ブログPV数が増えない方(読まれない)の原因で多いものが「自分(筆者)しか分からない内容」を書いてしまっている場合があります。
とくに多くみられるのは自分の感情のみを記事にしたもの。
その内容がポジティブ・ネガティブであれ、状況の解説なしに感情を書いても読み手には意味が分かりません。
日記を公開してブログ収益を得ようとするならば、状況説明は一から行う必要があります。
- 「状況は別記事で説明している」
- 「それぐら分かるでしょ」
このようなブログ運営主の考え方は初見訪問者には乱暴そのもの。ブログ名が状況を説明しているブログか、記事タイトルが状況を説明してるようなブログでないと意味不明です。
読まれない、PV数が増えない日記ブログの例が以下のようなもの
ブログ名「クーちゃんのワクワクスタイル」
記事タイトル「今日つらかった」
内容「朝から上司がムカつきすぎる、あまりにムカついたので話しかけられても無視。クビになるかもしれないから就職活動始めなきゃ… とりあえすウーバーやってみようかな」
上記例ではブログ運営者しか分からない内容、ブログ運営者の気持ちのみ、上司がムカつく理由が分かりません。
改善例
ブログ名「地味事務ログ」~アラフォー事務職の苦悩~
記事タイトル「辞めてやる!と決意した上司の態度とは?クビになる前に行動したい〇〇」
内容「出勤前にコンビニでエナジードリンクを飲んでいると上司に遭遇…朝から最悪。こいつは社内でも有名なパワハラ野郎、部下の成果は自分の物、自分の失敗は部下のせいにする50代。こともあろうに私が飲んでるレッドブルを美味そう!ひと口頂戴!なんて言いながら奪い取られる…ムカつきを通りこして限界!」
日記ブログは状況を解説しなから感情を盛り込む流れが基本です。
たんに感情のみを書きたい、誰かに分かって欲しい場合はブログ記事ではなくツイッターで完結に書き、反響があれば詳しい内容をブログ記事にする方法が有効です。
公開する必要がない日記
ブログ未経験者・初心者が失敗する読まれないブログの中で、公開する必要がない日記とは記事タイトルで決まるといっても過言ではありません。
NGな記事タイトルの例:「今日は」「晴れた一日」「雨で憂鬱」「昨日の夕飯は」「疲れた」
個人の日記ブログでタイトルが3文字~5文字程度の記事を書いている方が多くいます。
例のような記事タイトルでは検索からの流入は絶望的、ブログ運営サービスのフォロー機能でも読まれない、SNSに投稿しても読まれません。
月3万円のブログ収益を目指すにあたり、全く無駄な作業です。
自己満足・承認欲求
日記ブログでは承認欲求や自己満足を満たしたい記事を書く方が多く存在します。日記ブログの性質上、どうしても人に認められたい主張をする方も多いでしょう。
その気持ちは分かりますが日記ブログを始めた理由は月3万円のブログ収益が目的で、初認欲求や自己満足を満たすものではありません。
自己満足・承認欲求を満たしたい場合はSNSで行いましょう。
ターゲットが不明なブログ
自由に書ける日記ブログでもターゲットを決めることでファンを獲得し、リピーターを増やすことで月3万円のブログ収益が見込めます。
ターゲットとは性別や年齢が一つ、ここからサラリーマン、フリーター、派遣社員、専業主婦、学生といった社会的な属性を加えることで必要な情報が変わってきます。
例:「女性・30~35歳・独身・派遣社員」「男性・50代・既婚・無職」
例のようなターゲットに、さらに趣味・遊び・仕事などを加えてターゲットを明確にしましょう。
ターゲットが明確でない日記ブログではファン(リピーター)が付きにくく、結果として読まれないブログ・PV数が少ないブログになりかねません。
できればより多くの層に刺さる日記を書きたいところ、でもそのような内容はテレビのバラエティー番組でコメンテーターが当たり障りのないコメントをしているのと同じようになってしまいます。
例えば40代女性・正社員・独身・美容・整形・クリニック…のようにターゲットを狭くすることで、似たような状況や悩みを持つ層からの共感が得られる、結果的にブログ収益に繋がる流れを作りましょう。
今日の出来事を報告する”だけ”の記事
メインターゲットを選定している日記ブログだとしても今日の出来事”だけ”を報告する日記は読まれないブログです。
メインターゲットが共感するであろう出来事に加えてオススメの商品やサービスを提案するアフィリエイトを組み込むことで日記ブログでも月3万円のブログ収益が見込めるようになります。
例えば「男性・50代・既婚・無職」をメインターゲットとした日記ブログの場合、ブログ運営者(筆者)も似たような状況であるのが前提です。
※過去に似たような状況や、近い人間(例えば父親)が似たような状況でも可能
この場合は、まず今日の出来事から報告する日記スタイルで記事を書き始めます。
「無職期間半年の俺にとって日曜日ほど辛いものはない。」
「日曜はハローワークがやってないから出かける用事がない、妻は夕方からパートで家にいる、高校生の長男は朝からアルバイト」
「家族の中で俺だけが用事がない、行く場所もない、それが俺にとっての日曜日…地獄だ。」
「息子のパソコンでいつものように求人情報を眺めていると、昨日までなかったブックマークを発見、怪しいサイトかな?と思いながら見るとそこは高収入アルバイトの…」
上記の例では何気ない日常を少しドラマチックに、そこから今日の出来事以外の展開に続けてゆく、ストーリー仕立てを意識しながら高収入アルバイトのアフィリエイト案件を紹介する流れを作る展開が見えてきます。
お仲間・馴れ合い日記・自己突っ込み
日記ブログにおいて最も収益性が低い記事がブログ仲間などとの馴れ合い日記や自己突っ込みばかりの日記ブログです。
仲間との馴れ合いによる内輪感、外から入りにくい空気、ブログで交換日記を世界に向けて発信したところで読む方は仲間とウッチャーしかいません。
日記ブログにおける仲間との馴れ合い記事は、実はかなり高度な技術とネットリテラシーが必要とされるもの、悪気がなく仲間のパーソナルな情報を記事にしてしまう方もいます。
仲間との関係性が悪くなるとコメントやイイネが減るといった日記ブログとして最悪の方向に、記事に反応する人が少なくなるので自己突っ込みを行うようになると「自分しか分からない内容」「自分しか分からない空間」がネット上に誕生してしまいます。
そのようなお仲間・馴れ合い・自己突っ込み日記ブログを何年続けても収益性があるブログにはなり得ません。
ブログ仲間・馴れ合い
日記ブログといえども収益を目的としたブログならば小さな会社を経営するようなものです。
本質的な面でいえば収益目的ブログにブログ仲間は必要なく、仲間ができるとすれば違うジャンルのブロガーのほうがブログ仲間になりやすいです。
同じジャンルのブログでも情報供給や情報交換、そのジャンルのトップブロガーが企業に招待された場などを通して仲間になることがありますが、ジャンルが被っている場合は基本的に競合サイトです。
ブログ運営は孤独な作業ばかりなので「ブログ仲間が欲しい」「ブログ仲間を作ろう」の気持ちは分かりますが、自分で決めた目標(当サイトは月3万円のブログ収益)に達するまでは我慢しましょう。
収益目的でブログを始めた方がブロガー交流が楽しくなり、どこかの段階で収益を諦め自分から「エンジョイ勢」と発してしまう方が結構います。
自己突っ込み
日記ブログのテクニックとして、あえて突っ込みどころを用意しておきユーザーに突っ込まれるのを待つ、コメントやSNSで突っ込まれるのを待つ手法があります。
突っ込みどころを用意するテクニックはユーザー(訪問者)に「一言いいたい」の感情を起こし、ユーザーのアクションにつながるもの、日記ブログのPV数UPに有効な方法です。
自己突っ込みとは、自分のブログ記事の内容について自分で突っ込むことであり、ユーザーからのアクションを無くしてしまうものです。
自己突っ込みの悪い例:犬の散歩日記ブログにおける一文
「毎朝の散歩で挨拶していた柴犬の飼い主が時間をずらして散歩している、マウントしたからいよいよ嫌われたかな?(←先日トリミングでマウントとったったwwww)」
上の例の場合は、最初にトリミングでマウントをとった出来事を記事で書くべきことです。
あえて書かない場合が「マウントした」に対する突っ込み待ちの姿勢で、これを自己突っ込みしてしまうことでユーザーの疑問は解決されます。
このような自己突っ込みが面白ければファンが付く可能性がありますが、ある程度続けても反応がない(PV数が増えない)場合は即やめましょう。それはブログ訪問者に寒い目で見られているということです。
読まれる人気ブログを目指す、日記ブログで収益化を目指すなら基本的に自己突っ込みは止めましょう。動画ではなく文字での自己突っ込みは寒いお笑いセンスと捉えられやすい傾向があります。
要は()内で感情を表す行為は必要最小限にとどめる、()内での状況説明や自己突っ込みは必要がないということ。
「ジタバタしているアタシ」「ジタバタしている俺」系の日記ブログで収益性を高められる場合、は筆者(ブログ運営者)が美男・美女の場合に限ります。または既に名前が通っているインフルエンサーの場合など。
「w」がユーザーに与える印象
日記ブログにおいて、ことあるごとに「w」を使う方は注意が必要です。
「w」とは文末にwを加えることで、筆者が笑っているような一文にする効果があり、読み手に筆者の感情を伝える方法として古くからテキストサイトで使われてきたものです。
例:「お前が言うなw」「やらかしましたwww」
文末にwを加えることでマイルドな表現になる、ブログ訪問者にフレンドリーな印象が与えられると考えてwを使う方も多いでしょう。また癖でwを多用してしまう人もいるはずです。
しかしwが使われる日記ブログへの訪問者で、wに良い感情を抱くのはすでに交流がある方やブログ仲間であり初めて訪れた新規訪問者からすればバカっぽい、感覚が古い、ダサいと見られる可能性があります。
「w」がユーザーに与える印象はテキストサイト全盛期と変わっており、月3万円の収益を目指すブログではwを使用しない、これが基本です。
せっかく書いた説得力と収益性がある記事でも文末に「w」が付くことで台無しになることも。
何かに特化した日記ブログ
日記ブログで月3万円の収益を目指す場合は日々の出来事を淡々と報告するのではなく、一つのテーマ・ジャンルに絞った特化型にした「日記風」に仕上げましょう。
例えば「ペットを中心にした日記」「料理を中心にした日記」「仕事を中心にした日記」の3つを候補とする場合、一つのブログで全てを扱うのではなく別々のブログで運営することで〇〇に特化した日記ブログが3つ作れます。
特化した内容の日々の日記から商品・サービスのレビューが可能となり、ユーザーからも「〇〇の日記」と認知されるようになりターゲットや属性に沿った日記ブログの運営が可能になります。
その場合は全てのブログを別人・別人格で運営する方法が楽、場合によっては性別を変えてしまうことも検討しましょう。
コメント